尾上松也「刀剣乱舞」は中村獅童への恩返し「無名で知られてもいなかった僕を…」

尾上松也(2026年8月撮影)

歌舞伎俳優の尾上松也(41)が、12日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演。新作歌舞伎について語った。

23年に企画・演出・主演を務める新作歌舞伎「刀剣乱舞」を立ち上げた松也。新作歌舞伎について「何かある程度のステージにいかないと出来ないの?」と聞かれると、「『刀剣乱舞』の場合は、僕が『刀剣乱舞』っていうのを歌舞伎にしたいという企画書を書いて、興行主の松竹さんに提出して、それに乗ってもらえるかどうかっていう。最終的にそれができるかどうかってなってくると、それを任せてもらえる、ある程度の役者としての何ていうんですかね…認めてもらわないと、なかなかできないっていうところはありますよね」と説明した。

「やってみたかった?自分で」の質問には「ずっとやってみたかったですね。僕が若い頃に、やっぱりたくさんの先輩たちがそういう新作歌舞伎をやって。自分のある種の功績として、その舞台を残していくっていう現場に参加させてもらってたんで」と明かした。

続けて「ある時『あらしのよるに』というですね、絵本を題材にした新作歌舞伎があって、それを中村獅童さんが企画されて。その時にまだ全然無名で知られてもいなかった僕を相手役として抜擢(ばってき)してくださって、ほぼダブル主演みたいな形で使ってくださったんですね。で、その時に『お前もいつかこういう興行を打てるような役者にならなきゃダメだ』って言われて。それがずっと頭に残ってて、いつか僕もそういうことができるような役者さんになりたいなというふうに思って、それがようやく実現して」と打ち明けた。

さらに「そう言っていただいた獅童さんには、必ず恩返しがしたいと思ってたんで。一番の恩返しは僕の新作歌舞伎に獅童さんに出ていただくことだと思って。それがようやくかなって『刀剣乱舞』にも出ていただいて。本当に感慨深かったですね」と続けた。

そして「でも、初めての演出、主演だったんで、めちゃくちゃ怖かったですけどね。やっぱり自分で企画して、演出して主演となると、もしそれ『つまんない』って言われたら、ホントに誰のせいにもできないんで。それでゼロから作ってるんで」と吐露。MCの加藤浩次が「逃げるしかないよなー」と伝えると、松也は「逃げるしか…もう、最悪逃げるしかない。その怖さは、やっぱりありましたね、初日の時とかは」と打ち明けた。