MISIAが重実徹さん追悼 近年は療養も「音楽を通してご一緒する時間は続いていて…」

MISIA(2026年6月撮影)

山下達郎やCHAGE and ASKA、MISIAらの活動に参加したキーボーディスト、アレンジャーの重実徹(しげみ・とおる)さんが今月、亡くなったことが、13日までに分かった。67歳だった。

MISIAは公式サイトで「MISIAのライヴで長年にわたりバンドマスターを務めてくださった、キーボーディストの重実徹さんがご逝去されました」と報告し、本人のコメントを掲載。MISIAは「重実徹さんの突然の訃報に接し、正直、まだ信じられない気持ちです。長い年月、たくさんのステージで共に音楽を奏で、私の歌を支え、導いてくださいました。近年は、療養やリハビリをされていたこともあり、直接お会いできていませんでしたが、楽曲のアレンジをしていただくなど、音楽を通してご一緒する時間は続いていて、それはこれからも続くものだと思っていました…。重実さんと一緒に作った音楽、共に過ごした時間、そしてステージで交わした一つひとつの音は、私の中に刻み込まれています。ずっと忘れません。たくさんの素晴らしい音楽と、たくさんの愛を、本当にありがとうございました心よりご冥福をお祈りいたします。」としのんだ。

重実さんは1959年1月6日、東京生まれ。大学在学中からミュージシャン活動を始め、20代で山下達郎さんのバンドに抜擢され一躍名を知られた。その後は、CHAGE and ASKAの大ヒット曲「SAY YES」のイントロのピアノを演奏したり、MISIAのバックバンドのバンドマスターを務めるなど、ポップス界に欠かせぬ存在に。90年代のテレビ東京系音楽バラエティー「タモリの音楽は世界だ」にも、パーカッショニスト斉藤ノヴのバンドメンバーとして参加した。アレンジャ—としてkiroroの「長い間」なども手がけ、映画音楽なども創作した。