宮野真守「救命病棟24時」で自身初の医者役、金田哲はシリーズ初の男性看護師長役

フジテレビ系月9ドラマ「救命病棟24時」に出演する宮野真守(C)フジテレビ

声優・俳優・アーティストの宮野真守(43)が、江口洋介(58)と松嶋菜々子(52)がダブル主演するフジテレビ系月9ドラマ「救命病棟24時」(10月12日スタート、月曜午後9時。初回15分拡大)で、初の医者役を演じることが14日、発表された。また、はんにゃ金田哲(40)が99年の第1シーズンから今回の第6シリーズまでで初となる、男性看護師長を演じる。

今作は、13年の第5シリーズ以来約13年ぶりの新作で、江口演じる孤高の天才救命医・進藤一生と、進藤の下で学び数えきれない命を救ってきた、松嶋演じる救命医・小島楓の再集結は、10年のスペシャルドラマ以来約16年ぶりとなる。小島が再び都立第三病院救命救急センターに戻り、副センター長として若手医師たちを育て、チームを作っていこうと使命を抱く中、進藤と再会。合理性を求める若手医師、看護師たちと、働き方や患者との向き合い方などで価値観の違いが生じる中、2人が、若者たちとぶつかり、時には自らの価値観も問い直しながら、救命医として大切なことを伝えていこうとする物語。

宮野は、都立第三病院救命救急センターの救命医・鳥羽野椿を演じる。救急科専門医取得後は数年間、循環器内科に所属し、循環器専門医を取得した後、救命センターへ復帰。使命感が強く、救命センターのエースとして優れた腕前を持つ医師だ。若手の育成が必要だと理解しているが、時代の変化により厳しく指導もなかなかできず、中間管理職として頑張って時代や制度に合わせようと日々葛藤しており、妻と子供がいる役どころだ。

宮野は「『救命病棟24時』がスタートした27年前の当時、16歳だった宮野は、テレビに齧(かじ)りついて夢中になって見ていました。もしかしたら、それまで医療ドラマにのめり込んだことがなかったかもしれません。今でもDREAMS COME TRUEさんの歌が頭の中を流れます」と、かけがえのない作品だと強調。「あの時、『救命病棟24時』が描く、リアルで壮絶な救命救急の実態に、目が離せませんでした。そして、すでに子役から活動していた自分としては、“いつかこのようなすごいドラマに出演してみたい”と願ったものです。その願いがまさか、27年越しに叶うことになるとは…。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と夢がかなったと喜んだ。

江口と松嶋との共演については「当時、江口さん演じる進藤先生に、感情を刺激され心震わされ、目の覚めたような思いにさせていただきました。松嶋さん演じる小島先生に、共感させられ共に考え、たくさんの学びと成長をいただきました。そんなおふたりと、今共演できること、恐れ多くも、心より光栄に思います

と、共演の実現に恐縮。「実際にお会いして、ご挨拶(あいさつ)させていただくだけでも緊張しましたが、すでに現場でも和やかにしてくださり、あたたかい空気の中、臨ませていただいています」と撮影の様子を明かした。

役どころについては「僕の演じる鳥羽野椿は、“令和の働き方”の中、悩みを抱えるキャラクターです。中間管理職的な立場の彼は、理想と現実のやりきれない実情に挟まれていて、上司からの言葉にも若手への対応にも、考え込むことが多くあります。そんな鳥羽野は、この物語の中で何を見出していくのか……」と評した。その上で「ストーリー全体としても令和の現状をリアルに描いているので、医療現場に関わらず今働く皆様にも、いろいろな事を一緒に考えていただけるのではないでしょうか。誠心誠意、真っ直ぐ、“鳥羽野椿”に向かっていきたいと思いますので、ぜひ放送を楽しみにお待ちください」と呼びかけた。

金田は、男性看護師長の菅野を演じるにあたり「仰天しました。1999年の中学2年生の時に実家のブラウン管テレビで毎週楽しみに見ていた名作ドラマに、時を経て自分が参加させていただけるなんて、大変恐縮です」と喜びをかみしめた。「医療研修を受ける中で、やる事の多さに日々テンパっておりますが、新たなチャレンジが出来ることに感謝しながら、真摯(しんし)に向き合って参ります」と意気込んだ。江口との共演については「江口さんはユーモアあふれる気さくな方で常にみんなを和ませていただいている印象です。撮影現場での振る舞いは情熱的で周りがそれについて行く感じで、とにかくずっとカッコいいんです。私服もカッコいいです」と大興奮。

松嶋については「役でも裏でも常に全体を冷静に見ていらして、現場を柔らかく包み込むような存在です。その場に足りないものがあったらすぐに差し入れしていただいたりとお心遣いが本当にすてきな方です。スタジオの前室でお話をさせていただける時は平静を保つのに必死です…」と語った。その上で「菅野師長は、上の世代と下の世代に挟まれた中堅世代です。上から教わったことが下には通じないという、リアルに吉本でも同じ立ち位置になっていてすごく感情移入できます。どの職場にもいるもどかしい世代の方にも共感してもらえると思いますし、全てはバランス。看護師長としてバランスを取り続けたいと思います!」と語った。

長井短(32)が救命医の高見梢、田島亮(39)が救命医の益田藤吉郎、谷恭輔(36)がシリーズ初の院内救急救命士・澤暢介を、それぞれ演じる。