松原のぶえさん急死 13日未明に体調不良で救急搬送 11日には「大丈夫」紅白7度出場

松原のぶえさん(2023年2月撮影)

 

演歌歌手の松原のぶえ(まつばら・のぶえ、本名廣原伸恵=ひろはら・のぶえ)さんが13日、都内の病院で亡くなった。65歳だった。

関係者によると、13日未明に体調不良を訴え、都内のマンションから救急搬送された。

松原さんは10日に、長崎で行われた自身が作詞を提供した歌手の発表会に出席。11日までに帰京し、関係者に「大丈夫だったよ」と電話で連絡していた。

そのため、関係者は「容体が急変したようだ」と驚いた。

松原さんは大分県出身。1979年(昭54)に「おんなの出船」でデビュー。同年の日本レコード大賞で新人賞を受賞した。NHK紅白歌合戦にも、85年の初出場以降、7度出場。00年には日本文化振興会から国際芸術文化賞を受賞。日本歌手協会の理事を務め、歌謡界の発展に尽力していた。

私生活では92年に芸能関係の男性と結婚したが、03年に離婚している。

また、子どものころから腎臓が弱く、仕事を続けながら闘病してきた。07年から人工透析を開始、09年には実弟からの生体腎臓の移植手術を行ったことを明かしていた。

闘病後も活動を続け、昨年には新曲「通天閣の空の下」をリリースしていた。亡くなる直前まで番組収録にも参加。今月17日にはBSフジで放送予定の「昭和歌謡パレード」(午後6時)の「北島三郎90歳卒寿お祝いSP!」に、北島ファミリーとして出演者に名を連ねて「通天閣の空の下」を披露する内容も告知されていた。また、11月27日には東京・八王子で開催の「令和・歌の祭典2026~名曲歌謡史を綴る~」に北島らと出演予定だった。

◆松原のぶえ(まつばら・のぶえ) 本名広原伸恵。1961年(昭36)7月18日、大分県生まれ。79年7月1日、「おんなの出船」(作詞・山田孝雄、作曲・船村徹)で歌手デビューし、日本レコード大賞新人賞など多数の新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦には85年の初出場以降、7度出場した。90年「蛍」(作詞・たかたかし、作曲・弦哲也)で日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞。92年に当時のマネジャーと結婚し、婿養子として迎えたが、03年に離婚した。幼少から腎臓が弱く、08年からは人工透析を続けたが、09年に実弟から提供を受け、生体腎臓の移植手術を行ったことを公表した。趣味はアウトドア(キャンプや釣り)。血液型O。