演歌歌手の北山たけし(52)が15日、都内で、16日発売の新曲「北の港」発売記念取材会に出席した。
同作は、師匠でもある北島三郎が作家名の原譲二名義で提供した楽曲。前作「博多ぶるーす」から4年ぶり。その前の「津軽おとこ節」も4年前であり、「オリンピックみたいですね」と称した。
今作では「師匠からの指導が少なかった」とすると、自身の成長を口にしつつも「もっとしかってもらいたかったなって」と複雑な胸中を吐露。それでも、これまでの元気な歌唱法ではなく、「息を乗せた歌い方を教えてもらいました」という。「指導は少なかったのですが、大きなポイント、50歳を過ぎてさらに変化を深めていく大事なポイントを教えていただいた」とした。
また、これまでは用意された1曲を歌うスタイルだったが、今回は3曲が用意され、その中から北山自身が選ぶ形式となった。「この曲が一番自分の頭の中に情景が浮かび、その世界観を歌ってみたいと思いました」と選曲理由を述べた。
「実は去年ぐらいからずっとオファーはしていた」という。だが、「師匠もいろんなアーティストの方々に提供したりで忙しく、去年には作ってもらえなくて…」。だが、「その中に大江裕が先に入っていて、ちょっとイラッとした」と冗談も披露した。
そんな大江裕(36)とは演歌デュオ「北島兄弟」として活動。「打ち合わせなしでもステージを楽しめるやりやすい相手であり、コンビでもあり、兄弟でもあります」とし、「師匠が弟子に名前をくれたのは僕たちだけなので、師匠の歌を継続して歌っていきたい」と胸を張った。
演歌歌手として、「演歌という根っこの部分を大事に歌っていきたい」とした。さまざまなアーティストと時代にあったスタイルにも挑戦している。そんな中でも、「師匠のように王道の演歌を歌っていくのが一番。昭和から歌い継がれるような曲をしっかりと、ぶれずに歌っていきたい」と力強く語った。
NHK紅白歌合戦を「毎年の目標」とした。「たくさんの皆さまに応援、支援をいただいていますので、年末の舞台で恩返しができることを目標にしています」とし、「かなわなければ、また継続して頑張っていきたいと思っています」とした。