女優藤本ルナ(年齢非公開)が、主演映画「Sae彩永」(溝口友作監督)でノースハリウッド映画祭の主演女優賞を受賞した。先月にはアクション監督の谷垣健治氏(55)と結婚、TBS「VIVANT」(日曜午後9時)にもレギュラー出演中だ。
東京で生まれ、北京の幼稚園に通い、13歳でニューヨーク留学。日本語、中国語、英語のトリリンガルのアクション女優としてグローバルに活躍してきた。「Sae彩永」では、アクションなしで内面の苦悩を演じた。「4回受賞を逃していて『やっと1つ獲得できた』という気持ち。でも、本当にすごくうれしかったです。アクションのイメージがあるかもしれないけど、今回はアーティストを目指してアメリカ留学する大学生役。急な不幸で、アメリカに残るか日本に帰るかと選択を迫られます」。
地上波ドラマ初出演となる「VIVANT」では警視庁公安部外事第4課の捜査官・君嶋を演じている。上司役は阿部寛(62)だ。「最高でした。かっこいいし、お芝居も本当にすごい。出演のニュースが出た時に、周りからすごく反応がありました」と振り返る。
夫の谷垣とは「仕事で知り合って10年。これから先も何十年と一緒に過ごしていけたらなと思います」。夢が大きく広がる。「まずは『Sae彩永』を日本の皆さんに見ていただいて、ちゃんと認識されて、そこから海外に出ていける女優になりたい。アクションも、静かな芝居も、恋愛も、いろいろな役をやってみたい」と話している。【小谷野俊哉】
◆藤本(ふじもと)ルナ 5月6日生まれ、東京都出身。ニューヨークのラガーディア高卒業後、中国の大学・北京電影学院入学。20年に映画「モンスター・ハント 王の末裔」で女優デビュー。ほか中国映画「淬火」「恩仇結」主演。21年、映画「昨日より赤く明日より青く」「水のない海」、22年「47RONIN ザ・ブレイド」など。165センチ。