人形浄瑠璃文楽太夫の竹本織太夫(51)が17日、都内で、10代目竹本綱太夫襲名披露会見を行った。28年1月「初春文楽公演」(大阪・国立文楽劇場)、国立劇場主催「2月文楽公演」(東京・大田区民ホール アプリコ)をもって襲名する。
襲名までは1年4カ月ほどあるが、8代目、9代目の綱大夫の功績を挙げた織太夫は「とてつもないプレッシャーです。すでに毎日、冷や汗、脂汗。『それで綱大夫になるのか?』と、いろんな人に言われている感覚です」と話した。
東京での今回の会見に先立って、大阪で襲名会見を行った。反響を聞かれ「2週間近くは毎日電話もメールもLINEもございました。10年くらい話していない人からも電話があったり、発起人になります、何したらいいですかという人も何十人も連絡をくださっております」と感謝し、「これからの文楽の起爆剤になり、後に続くものができることが私の役目」と語った。
東京での襲名披露狂言は「曾根崎心中」天満屋の段、天神森の段に決まった。