俳優大泉洋(53)が、20日に放送された日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜午後10時)に出演。歌手で俳優福山雅治(57)に教わったことについて語った。
大泉は自分の転機となった年を2011年と話した。「震災の年なんですよね。日本中が沈んだ気持ちになったときに、大泉ワンマンショーっていうので年末ぐらいに何カ所か回って、東北にも行きました。宮城にも行ったのでね、仙台で公演がありましたから。モノマネしたり、落語をしたり、そこで歌も…」と話して「なんといっても、震災後でした。そのときに感想をたくさんいただくわけですけれども、その感想を読んでいて、やっぱり涙が止まらなくなってしまって『今年本当に1年つらかった』『本当に笑うことができなかった』『大泉ワンマンショーが本当に楽しかった。久しぶりに心から笑うことができました』っていう感想がたくさん届いて、そのときに初めて、僕の仕事ってこういう仕事なんだ、って実感できたんですよね」と話した。
そして「それまでは、おこがましくて自分の仕事が人のためになってるなんて勘違い野郎にはなりたくない、っていうの…。恥ずかしくて人のためなんて言えない自分だった。でも、僕の仕事は人を幸せにするんだな、ってそのときに思ったんですよ」。
さらに大泉は東日本大震災発生の前年の10年に福山雅治が主演だったNHK大河ドラマ「龍馬伝」で共演している。そのときに福山の仕事ぶりについて「コンサートをやって、曲つくったりとんでない働き方をしている。(福山に)『何でそこまで働くんですか』って」と尋ねたら福山から「だって洋ちゃん、国民が福山を求めているから」との返答があったという。半分冗談だと思った大泉は「出ました、またいただきました」と反射的に返したという。
大泉はその福山の返答からの流れを含めて「冗談ではなかった、福山さんは」。福山からは「洋ちゃんもそのうち分かりますよ」と言われていたという。大泉は「そうか、こういうことだったんだな。福山さんなんかはとっくに感じていらっしゃって、それだけの責任をもって仕事をなさってるんだなあって」と思いを巡らせた。
「自分が活動することで喜んでくれる人がいるってことに、遅まきながら2011年に思った。それは転機になりましたね」と語った。