女優出口夏希(24)と蒔田彩珠(24)が21日、大阪市内で行われた、ダブル主演する実写映画「ルックバック」(是枝裕和監督)の舞台あいさつに登壇した。今月の第83回ベネチア国際映画祭で獲得した5つのトロフィーを掲げると、出口は笑みを浮かべ「とったぞ~!」。拍手を浴び、受賞の喜びを爆発させた。
藤本タツキ氏の同名漫画が原作。漫画を通じて結ばれる藤野と京本の13年間を実写とアニメーションを交えて描く。出口が漫画の腕に自信を持つ藤野、蒔田が藤野に憧れ、圧倒的な画力を秘める京本を演じた。舞台あいさつには、2人の子供時代を演じた七瀬ふうり、岡田六花も登壇した。
公開後の反響について、出口は「Xで検索して見ています。皆さんから温かいコメントをいただいているイメージです」と笑顔。蒔田も「普段、私の友達は全然私の作品を見てくれないんですけど、『ルックバック』だけは結構見てくれている人が多くて。うれしいです」と喜んだ。
作品はベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、公式上映で12分間のスタンディングオベーションを受け、シネマ&アーツ賞など5つの独立賞を獲得した。
是枝監督は約2000人が重要な場面の静寂を共有した上映を「忘れられない時間」と回顧。出口は最後に「景色も音もすごくきれいな作品。何回も、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。