NHK BS・BSプレミアム4Kで放送中のBS時代劇「大岡越前9」に出演する高橋克典(61)が22日、東京・元赤坂の豊川稲荷東京別院で開催された、秋季大祭「大岡祭」に参加した。
同祭は、江戸時代の名奉行として知られる大岡越前守忠相公への報恩感謝と供養を捧げるもの。この日は大岡廟の前で執り行われた「大岡公報恩供養」に参列し、自身が演じる大岡越前守忠相公に静かに手を合わせた。
「大岡祭への参列は、今年で3年目になります」とすると、「こうして忠相公ゆかりの場所で手を合わせると、ご本人をとても身近に感じますし、自然と襟を正す思いになります」とした。
「心身を清く、潔く保ち、単にエンターテインメントとして1人の人物を演じるということだけではなく、実在した方の人生や思いをお預かりしているような気持ちで、かつエンターテインメント性のある大岡忠相という役にこれからも向き合っていきたいと思っています」と胸を張った。
名奉行を演じることを「とても光栄に思っています」といい、その人物像を「清廉潔白で温かい心を持ち、『罪を憎んで人を憎まず』という姿勢を貫いた名奉行というイメージがあります」と語った。「しかし、要職にありながら、自らの中に確固たる価値観を持ち、物事の本質を見極める判断力、決断する力、そして何より、その決断によって影響を受ける人々の暮らしや心にまで思いを巡らせることのできる人だったのではないかと感じています」と思いを巡らせた。
「大岡越前といえば加藤剛さんが築かれた圧倒的なイメージがあります」と続けると、「その素晴らしさを大切にしながら、今の時代にこの作品を演じるからこそ、時には厳しく、それでも根底には『人々を守る』という強い意志を持った忠相でありたいと思っています」と意気込みを示した。