綾瀬はるか「ちょっと今日は声が変」不調明かすも「みなさん、まいど~」主演映画舞台あいさつ

大阪市内で主演映画「ファーストボイス」の舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか(左)前田哲監督(撮影・松浦隆司)

女優綾瀬はるか(41)が23日、大阪市内で行われた主演映画「ファーストボイス」(前田哲監督、10月2日公開)の先行上映舞台あいさつに登壇した。

1992年に判決が出た日本初のハラスメント裁判に着想を得た法廷劇。バブル経済絶頂期の89年を舞台に、会社と上司を相手に声を上げた女性と、その訴えを受け止めた弁護士たちの闘いを描く。綾瀬は、3人の子どもを育てながら社会の理不尽に立ち向かう弁護士・朝日美智子を演じた。

綾瀬は「みなさん、まいど~」と大阪弁であいさつ。「ちょっと今日は声が変なんですけども、必死のパッチで頑張ってます」と声の不調を明かしながらも「みんな、楽しんでいってな~」と呼びかけ、会場を和ませた。

役作りでは当時の資料を読み込み、「どういう思いで先生たちが闘っていたのか勉強しました」と回想。赤い衣装で臨んだ最終弁論では、長ぜりふをワンカットでも撮れるほど仕上げた。綾瀬は「会場全体が一体になる感じがあった。みんなの思いも乗せて、一緒にしゃべっているようで、グッとくる瞬間がありました」と振り返った。

舞台あいさつでは、上映を鑑賞した親子らが腕章を着けて「記者」に初挑戦する企画も行われた。劇中でファーストサマーウイカ演じる恵が記者として活躍することにちなみ、“新人記者”たちが綾瀬と前田監督を直撃した。

子どもから長ぜりふの覚え方を尋ねられると、綾瀬は「1週間前ぐらいから、覚えて寝る、覚えて寝るという“すり込み方式”」と回答。「いっぱいやるより、早めからちょっとずつ」とこつを伝えた。

小学生の女の子から「テレビで見ている綾瀬さんに会えて、めっちゃうれしい」と声をかけられると、綾瀬も「直接、生で感想を聞くことができて、すごくうれしい」と笑顔。前田監督は「この問題は今も続いている。少しでも社会が変わるきっかけになれば」と願った。