今年ソロデビュー40周年を迎えた歌手の鈴木雅之(70)が、古希の誕生日を迎えた22日、東京国際フォーラム・ホールAでバースデーライブを開催した。
6月から実の姉でもある歌手鈴木聖美(74)も帯同した全国30カ所38公演の全国ツアーをスタートさせており、バースデー公演には3月にリリースしていた記念デュエットベストアルバム「MARTINI DUET DELUXE」にも参加していたデュエットパートナーの聖美や篠原涼子(53)らがゲスト出演。また、サプライズゲストとしてラッツ&スターのメンバーである佐藤善雄(70)と桑野信義(69)も駆け付けた。
ミラーボールがきらびやかな彩光を放ち、華やかな祝祭の始まりを告げた。カジノのルーレットをモチーフにしたセットの中央からさっそうと登場した鈴木は、代表曲「違う、そうじゃない」をスリリングに歌い上げ、“ラブソングの王様”の真骨頂を見せた。
豪華ゲストが代わる代わる登場した。「今夜はみんなと一緒に、最後までデュエットしていきたいと思います」とさけぶと、最初のゲスト渋谷凪咲(30)を呼び込んだ。古希のテーマカラーである紫を取り入れた渋谷が登場し、かつて菊池桃子と歌った平成の名曲が令和版シティーポップに装いを新たにした「渋谷で5時(2026 Ver.)」で歌声を重ねた。
次に呼び込んだのは、黒いシルクのドレスに身を包んだ篠原。かねて鈴木が「いつか一緒にデュエットをしよう」と声をかけており、長い年月を経て今年ついに実現。篠原の主演ドラマの主題歌として発表された「Canaria」を、かなしさと寂しさのある歌声で重ねた。
続いて、「マイ・ソウル・シスター」と紹介された鈴木聖美が、紫のドレスに黒のアクセントをあしらった衣装で登場。姉弟で息の合ったトークを繰り広げた後、「鈴木聖美と鈴木雅之が同じステージにいるということは、あの歌をやらないわけにはいかない」と、昭和から平成、そして令和へと歌い継がれるデュエットソングの定番曲「ロンリー・チャップリン」で二人の歌声を鳴り響かせた。
鈴木愛理(32)とは「DADDY!DADDY!DO!」を熱唱し、伊原六花(27)とは「ラブ・ドラマティック」、野宮真貴とは槇原敬之の「冬がはじまるよ」を共に歌唱した。
アンコールでは、サプライズゲストとして佐藤善雄と桑野信義を呼び寄せてラッツ&スターの「め組のひと」へ。1980年代を席巻したディスコ&ソウルに会場中の全員が大熱狂。全員で「め!」を決めた後、ステージにはバースデーケーキが下手から運ばれ、「Happy Birthday Dear Martin!」の大合唱が起こった。
鈴木は最後に「令和8年熊本地震」で被災した人たちへの思いを語った。8月に予定していた熊本公演は中止となったが、ツアーファイナル直前で振替公演を行うことを報告。古希を迎え「これからは誰のために生きるのかが大事になる」と、会場のファンたちに決意を語った。