アイドルグループ「WEST.」が24日、STARTO ENTERTAINMENTの公式サイトなどを通じ、今月末をもって解散すると発表した。藤井流星(33)と小瀧望(30)の脱退発表から約1カ月。「協議中」としていたグループの今後は、約12年半の活動に終止符を打つという結論に至った。対面するラストライブやイベントは行われず、ファンの喪失感は計り知れない。
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衝撃的な解散発表だった。活動終了まで6日。グループの先行きが不透明なまま不安を抱えていたファンにとっては、突然の悲報となった。
WEST.にも、熱いファンがいる。14年にデビューし、16年には初の単独ドーム公演を実現させた。大変失礼ながら、当時関係者に驚きを伝えると共に手応えを聞くと「もしかして他のグループに比べて少し地味だと思っていませんか?彼らは今、すごいんですよ。ファンも熱い。これからもまだまだ上にいくと思いますから、注目していたほうがいいですよ」とうれしそうに返された。いわゆる〝身内〟からも愛された存在だった。22年には3大ドームツアーも成功させた。群雄割拠な日本のアイドル界でも、トップクラスの人気を誇ったと表現していいだろう。
当事者以外がこれ以上言及することではないのは百も承知だが、それでもやはり「もったいない」という思いがつのる。確かに、メンバー4人が結婚し、熱愛報道などもあったのは事実だ。特に重岡大毅(34)の結婚&第1子誕生公表には驚いた。小瀧と藤井の脱退も甚大な出来事だ。ただ、それでも応援し続けるという熱心なファンも少なくないはず。ドームクラスをまわるようなライブ開催は難しいのかもしれないが、少なくともホールクラス、もしくはアリーナクラスを埋めることはできるのではないか。この仕事をしていると感覚がまひしがちだが、それでも十分な人気グループだ。
もちろん「ファンを相手にしたビジネスはそんなに甘くないですよ」と話す業界関係者もいる。だが、たとえ「アイドル」としての人気は落ちたとしても、WEST.には音楽やエンターテインメントを届けるグループとして長く活動を続けられる魅力があった。本人たちの意志を尊重するほかないが、やはり「もったいない」と記さざるを得ない。【横山慧】