SUPER EIGHT安田章大(42)が27日、都内で舞台「髪結いの亭主」(28日から、東京・新国立劇場 小劇場など3都市)のプレスコール及び取材会に出席した。
1990年(平2)公開の同名映画を日本で初舞台化。原作映画を大胆にアレンジし、敗戦の影が色濃く漂う1950年代の日本の茨城県に舞台を移し、とある街の理容室での人生の哀歌を全編茨城弁で描く。
普段関西弁の安田にとって、茨城弁は「不思議な言葉でした」と新体験になった。「関西弁や標準語、茨城の北の方のイントネーションが入ってましたし、鼻から抜けるようなフランス語のような音も入っていました」と回想し「未確認物体みたいな」と例えて見解を示した。
脚本、演出の石黒氏は「舞台化するに当たって、映画を拝見して一番に感じたのは遠い海外の作品でありながら、感情の表現がある種つつましやかで、にじみでるような演出に共感するものがありました」と1950年代の日本・茨城に生きる人々の性質と重なる部分を感じたという。今作について「かめばかむほど味がする」とも表現した。
安田は同作について「(作品の咀嚼(そしゃく)、理解は)1回じゃ厳しいですね、2回じゃ無理だな…」とし「『髪結いの亭主』、石黒ワールド、いっぱい味わってみてください!」とリピート鑑賞を呼びかけた。