スタローン、反戦を衝撃表明「全ての戦争は愚かで無意味。心底反対している。栄光などない」

シルベスター・スタローン(2010年9月撮影)

米俳優シルベスター・スタローン(80)が27日までに更新された米紙ニューヨーク・タイムズの公式YouTubeチャンネル「The Interview」に出演。この中で戦争についての心境の変化を語った。

自身の回顧録本「The Steps」の発売にちなんだロングインタビューの中で、スタローンはかつて代表作映画「ランボー」シリーズなどで見せていたイメージや戦争観などについて「かつては本当に熱狂的だった」などと述懐。1980年代当時、米国のパワーを示す必要がある旨の考えを持っていたことなども振り返った。

しかし、現在の戦争に関する考えについて「今はもう、すべての戦争は愚かで無意味だと気づいている。戦争なんて、軍需産業や製造業者が巨額利益を生み出すための仕組みにすぎない。若者たちは戦地に送り出され、腕を失って帰ってきても『お疲れ様。気の毒に。あとは自分でなんとかしてくれ』で終わりだ。私はそんな戦争が大嫌いで、心底反対している。戦争に栄光など、ない」などと話している。

この1時間以上にわたる動画で、スタローンは少年時代の過酷な体験や人生におけるさまざま困難などについても赤裸々に告白している。映画の中でアクションヒーローとして戦い、”強いアメリカの象徴“的な映画スターのスタローンが各地で戦争が勃発し、国際情勢が緊迫する今、反戦の考えを明確に示したことは、SNS上などで大きな反響を呼んでいる。