岡田准一、突然の「おま!」高校生165人沸く 地元・大阪で映画イベントにサプライズ登場

大阪府豊中市の箕面自由学園高校で行われた映画「わたしの知らない子どもたち」のイベントにサプライズで登場した岡田准一(右)、小八重葵美(中央)、西川美和監督(撮影・松浦隆司)

俳優岡田准一(45)が28日、大阪府豊中市の箕面自由学園高校で行われた映画「わたしの知らない子どもたち」(西川美和監督、10月16日公開)のイベントにサプライズで登場した。西川監督、主演の小八重葵美(こやえ・あみ)も登壇し、165人の生徒と交流した。

西川監督が原案、脚本、監督を務めたオリジナル作品。戦後の混乱期を生き抜く戦争孤児たちの姿を描き、二階堂ふみと、オーディションで選ばれた12歳の新鋭・小八重がダブル主演する。

1945年(昭20)、戦争で家族と家を失った12歳の琴子(小八重)は、身を守るため少女であることを隠し、少年の姿となって仲間とともに闇市で懸命に生き抜く。一方、琴子の元担任・曽根(二階堂)は、消息を絶った教え子を捜す旅に出る。

地元・大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」のイメージキャラクター「ひらパー兄さん」を務める岡田は、お決まりのフレーズ「おま!」とあいさつ。予告なしの登場に、生徒から大きな歓声が上がった。

西川監督の作家性にひかれて出演を決めたという岡田は、「問いかけのある名作がここに誕生したと思っています」と力を込めた。さらに「戦争というものを、ここまで優しく、いろんな世代に見てもらえるように描いた映画は、なかったんじゃないかな」とアピールした。

闇市での生活を余儀なくされた子どもたちを、父親のような大きな愛で受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹を演じた岡田は役作りについて「せりふよりも、その時代の男の空気感を大事にした」と説明。「地獄を見てきているというか、絶望やどうにもならないものを体験して帰ってきた人」と役柄を捉え、人物がまとっている雰囲気を意識したという。撮影前には子役たちと1日遊び、自然な関係を築いたことも明かした。

イベントでは、生徒が作品の感想を発表。西川監督、岡田、小八重が生徒からの質問に答え、最後はフォトセッションを行った。