俳優岡田准一(45)が28日、大阪市内で映画「わたしの知らない子どもたち」(西川美和監督、10月16日公開)の特別先行上映会の舞台あいさつに登壇した。西川監督、主演の小八重葵美(こやえ・あみ=12)も登壇した。
西川監督が原案、脚本、監督を務めたオリジナル作品。戦後の混乱期を生き抜く戦争孤児たちの姿を描き、二階堂ふみと、オーディションで選ばれた新鋭・小八重がダブル主演する。
劇中で戦争孤児たちを父親のような大きな愛で受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹を演じた岡田は、撮影現場でも子役たちと積極的に交流した。休憩中には、子役たちの間でブームになっていた人気漫画「ドラゴンボール」の「フュージョン」にも加わったという。
小八重は「撮影の休憩の時に岡田さんが一緒にドラゴンボールのフュージョンをしてくれた。楽しかったですね」と振り返った。「フュージョン」は、2人の戦士が左右対称の動きとポーズをそろえ、1人の強力な戦士に融合する技。小八重から「徹ちゃん、フュージョンしよう」と誘われた岡田は、最初こそ「フュージョンって何? ドラゴンボールの?」と戸惑ったものの、子どもたちに教わって挑戦。「やってみたら楽しかったから、いろんな人とやろうと思って、スタッフさんともやりました」と振り返った。
この日の舞台上でも、岡田と小八重が息を合わせてフュージョンのポーズを披露。指先までしっかりと合わせ、会場を沸かせた。
西川監督は、岡田が撮影に加わると現場が「お父さんが帰ってきた」ような雰囲気になったと明かした。 岡田は撮影時とは違う華やかな衣装に身を包んだ小八重を見て「こんなガーリーな感じは初めて見るから、ちょっとお父さん、困っちゃう」と照れ笑い。小八重も「お父さん、ありがとう」と応じ、“父娘”のような息の合ったやりとりで笑いを誘った。