テレビ朝日の定例会見が29日、東京・六本木の同局で行われた。
91歳で亡くなった脚本家の倉本聰さんについて西新社長は「突然の訃報に接し、本当に残念でなりません」と述べ、倉本さんが同局で手がけた「やすらぎの郷」「やすらぎの刻~道」などに触れ「数多くのすばらしい作品を残していただき、その1つ1つが大切な財産になっています。テレビ朝日のみならず、テレビドラマ界に大きな足跡を残され、まさに日本を代表する脚本家だった」と追悼した。
27年には、生前倉本さんが執筆したドラマ「神様からの遺言」が放送されることに、西社長は「完成と放送を楽しみにしておりました。ご覧いただくことがかなわなくなったことは誠に残念ですが、思いとメッセージをしっかり受け止めて、追悼の意味を込めて放送したいと思います」と語った。
寺田伸也取締役編成局長は「本物の脚本家、偽物の脚本家、脚本家を目指す女性の3人のヒューマンドラマで、今のテレビに対する思い、死生観が反映された、上質なエンターテインメント」とした。執筆開始は25年夏で、半年以上かけて書かれたという。ドラマの脚本としては遺作になった認識を示した。