フリーアナウンサー宮根誠司(63)がMCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分、読売テレビ制作)が2日、最終回を迎え、約20年、5134回放送の歴史に幕を下ろした。
ガダルカナル・タカ、アンミカ、元テニス選手の杉山愛氏、丸岡いずみ氏の4人がコメンテーターとして出演。「ニュースの主役を直撃&大表彰SP」と題し、宮根による将棋の藤井聡太六冠と師匠・杉本昌隆八段のインタビューや、俳優渡辺謙や女優吉永小百合らの“贈る言葉”、女優沢尻エリカのスタジオサプライズ出演も実現した。
エンディングでは歴代の出演者が勢ぞろい。番組を共にしてきた“戦友”の藤村幸司氏ががんで闘病中だと明かし宮根は、「毎日電話して…」と声を震わせ「大きな手術を乗り越えて。藤村さんが最後駆けつけてくれたんで、うれしいなというのが僕の気持ちです」と語った。
宮根は「今の正直な気持ちを言うと、寂しい気持ちとちょっと肩の荷が下りたような気持ちもありまして、なんとも言えない複雑な気持ち」と偽らざる心境を吐露。「僕の司会者人生、残りそんなに多くはないと思いますけど、微力ではありますがテレビをご覧の皆さんのお力になれて、平和で笑顔で楽しいことを伝えられる司会者になれるよう精進いたします」とあいさつし、「本当に20年間ありがとうございました。それではミヤネ屋、これにて閉店ガラガラ~」とシャッターを下ろすしぐさで締めくくった。
○…後継番組「ニュースto」で金曜MCを務めるSUPER EIGHT村上信五(44)、月~木曜と隔週金曜のMCを務める読売テレビの黒木千晶アナウンサー(32)も生出演。宮根の20年の功績をたたえた。宮根から新番組の意気込みを問われた村上は「初の報道番組のMCになりますけど、2カ月くらいでクビにならないように皆さんと協力してやらせていただきたい」、黒木アナは「ミヤネ屋のように20年間続くようないろんな方にご視聴いただける番組にできたら。誠実にニュースを伝えてまいります」と抱負を語った。
◆ミヤネ屋 06年7月31日に関西ローカルでスタート。08年3月31日から日本テレビでも放送が始まり、全国のお茶の間に定着した。番組の最大の魅力は宮根による予定調和に収まらない進行だった。ニュースや芸能、政治、事件、災害、天気までジャンルを問わず取り上げ、専門家に「それ、どういうことですか」と視聴者目線で質問。歯に衣(きぬ)着せぬコメントと、生放送中のハプニングにも対応する柔軟さで支持を集めた。
◆放送中の主なハプニング
▼2011年 生放送中に東日本大震災
▼15年 歌手で俳優福山雅治と女優吹石一恵の電撃結婚を速報
▼18年 大阪北部地震で宮根が生放送に間に合わず
▼20年 歌舞伎町中継に男性が乱入
▼24年 火災現場の映像に人の姿で物議
▼26年 出演弁護士が生放送中に体調不良、宮根らが察知し病院へ