元自民党幹事長のジャーナリスト石原伸晃氏(69)が3日、日本テレビ系「サタデーLIVE ニュースジグザグ(土曜午前11時55分)に生出演。2月の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体の道路予算を「大幅にカットした」という発言が問題となっている簗和生(やな・かずお=47)農相について私見を述べた。
簗氏の会見の模様がVTRで流れた直後、MC俳優の小澤征悦が「う~ん、もやっとした発言が続いてますけど、伸晃さん、簗農水大臣なんですけれども、国交省大臣政務官も歴任していますけれども、そもそも1人の議員に予算の権限ってあるんですか」と質問した。
石原氏は「いや、個々の議員にはないですよ。行政しっかりしてますからね。だから彼(簗氏)も言っていたけれども、自分たちの身内の党の会合だから『俺は力があるんだ』っていうのを、見せたかった、っていうのを彼は言ってるんだと思いますけれども、今度までに取材して真相を調べておきます」と語った。
小澤は「それはぜひ」と応じると、その返答にかぶせるように、石原氏は「品ない」と一刀両断。さらに「品ないよ、こういうこと言っちゃダメ。選挙のときも言ってるんだもん」と話した。小澤は「映像にありましたけどね」と応じた。
石原氏は「『予算をつけない』とかね、暮らしてる人は有権者なんだから、地域密着って言うんだったら、選挙に負けようが負けまいが、地域のことに尽くすのがいいんじゃないかなという気がしますね。その方がみんな拍手するんじゃないかな」と指摘。さらに「選挙制度が悪い。落ちてるのに受かっちゃうみたいな。選挙制度が悪いんですよ」と梁氏が小選挙区で落選して比例復活したことを念頭に、選挙制度への不信感も口にした。
梁氏は2日夕、国会内で会見し、今年2月の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体の道路予算を大幅にカットしたという趣旨の発言を、5月の党支部会合で行っていたと一部週刊誌に報じられたことについて、「私の表現ぶりが一部、誤解を招くものだった。誤解をもたらしたことは本意ではない」などと釈明した。
番組では今年2月の衆院選の栃木3区での街頭演説での映像が流れ、簗氏は「毎回選挙があります。その時に何が起こるか。政権与党の議席がなくなった地域、その予算はごっそり削られます。だってそうですよね。民意が与党の議員いらない、って言ってるんですから。与党の議員がいらないんですから、役所も官僚も何にも遠慮いらないんです。遠慮なしに予算、削れるんです。この地域で、もしそんなことが起きたら、この地域に付いてる予算がガクッと減りますよ」などと有権者に訴えていた様子も伝えた。