フリーアナウンサー宮根誠司は4日夜、MCを務めるフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後9時)に出演。自民党が圧勝した今年2月の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体の道路予算を「大幅にカットした」という発言を、身内の会合でしていたと一部週刊誌に報じられた簗和生(やな・かずお)農相(47)について「税金は自分のカネだと思っているんじゃないかと思いませんか?」と、コメンテーターに問う場面があった。
番組では「週刊ニュースウォッチャー」の中で、簗氏の話題を伝えた。2日の閣議後会見で、週刊誌報道に関する質問に、大臣としての会見だとして「回答を控える」という内容の言葉を16回繰り返したことや、同じ日の夕方に「一議員」としてあらためて記者会見を開いたことを伝えた。また、簗氏が「予算をカットした」と主張したとされる自治体のひとつ、那須烏山市の川俣純子市長が「市民に対しての発言とはとても思えない」と反発する様子や、市民の反応なども報じた。
宮根は、週刊誌で報じられた音声を念頭に「この発言を聞くとね、福岡県議会もそうですが、税金は自分のカネだと思っているんじゃないかと思いません?」と、高額な海外出張などが強い批判を受けている福岡県議会の問題に触れながら、この日コメンテーターで出演した編集者の黒岩里奈氏に質問。黒岩氏は「税金はだれのお金だという話もありますし、そもそも選挙というものを揺るがしかねない問題。民主主義への冒涜(ぼうとく)的な発言ではないかとは思って見ていました」と、応じた。
5日から臨時国会が始まり、簗氏への追及も予想されることから、宮根は「ちゃんと説明しないと、また荒れますよ」と指摘。臨時国会では消費税減税や衆院定数削減、国会改革など与野党対立の案件が山積みであることを念頭に「聴かなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことがいっぱいある。簗さん(の問題)で時間を取られることはあるんですかね」とも、問い掛けていた。
宮根は2日、20年MCを担当した日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の放送が終了。この日はその後、初の生番組出演となった。