タレント西川きよし(80)が5日、大阪市の南海なんば駅前のなんば広場で、あしなが学生募金事務局主催の「あしなが学生募金 関西オープニングセレモニー」に参加した。
17日にスタートする秋のあしなが学生募金のオープニングセレモニー。きよし自身も父親の病気で高校進学をあきらめた。3人の子供を持つ親でもあり、86年からボランティアとして参加を続け40年。この日もなんばグランド花月の出番の合間に参加。きよしのライフワークとなっている。
晴れ男で知られるきよしだが、この日はあいにくの雨。それでも、「幸せが振り込む」と前向きにとらえ、遺児学生とともに街頭に立ち、「子どもたち、学生さんのために、あしなが募金、よろしくお願いいたします」と募金を呼びかけた。
平均賃金は横ばいだが、物価は上昇、奨学金の採用者も右肩上がりで増えているという現状に「娘や女房からも聞いているのでよく分かる。胸が痛い」と心痛な面持ち。雨のため、募金をする人は多くはない一方で、高額紙幣を募金する人も多く、「物価高で皆さんも大変な中、ご寄付いただいた。今年は特に人情を感じた」と感謝した。
人生の半分に当たる40年の募金活動への参加は「あっという間。ええことは時間がある限りやっていきたい」。9月に52年の歴史に幕を閉じた関西が誇るラジオパーソナリティー浜村淳の「ありがとう浜村淳です」に出演していたこともあり、「番組が終わっても一層前向き。見習わなアカン」と敬意を表しながら、「僕も91歳まで(募金活動)できたらうれしい」と前を向いていた。