通算26回目の来日を果たした米俳優トム・クルーズ(64)が5日、都内で新作「DIGGER/ディガー」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、9日公開)プレスカンファレンスに出席した。
クルーズは「DIGGER/ディガー」で、大金持ちで傲慢(ごうまん)な権力者として知られる石油採掘会社CEOディガー・ロックウェルを演じた。利益しか頭にないディガーの欲深い行動がきっかけで、地球は滅亡の大ピンチに陥ってしまい、逆にディガーは大統領から尻ぬぐいを命じられ、世界を救うべく立ち上がる。果たしてディガーは地球を救えるのか、そもそも、この男を信用していいのか、議論が巻き起こる物語。企画から9年かかって作り上げられた。
質疑応答で「演説のシーンは、一番の長ぜりふ。どうやって覚えるのですか?」と質問が出た。クルーズは「最も長く、それだけでなくフィジカルも動く。とても楽しい。唯一の問題はもう1回、やりたかったが、監督にハグされ『これでOK。終わり』と」と、笑いながら振り返った。
その上で「人々はメイクや衣装、せりふについて、よく質問するけれど(せりふは)1番、難しくない。簡単。ただ暗記するだけ」と口にした。そして「リズムで遊んでみたり、セットを歩く。我々がやるのは、コミュニケーション。私は(劇中で)飛行機や車に乗る。せりふのことは、何も考えない。その場を生きている。キャラクターになりきっている」などと答えた。