2件の暴行罪で有罪判決のデヴィ夫人が弁護人を3度も問い詰める 不満ありありで控訴も視野か

デヴィ夫人 新党「12(ワンニャン)平和党」立ち上げ会見 デヴィ夫人=2025年2月12日

元マネジャー女性らへの2件の暴行罪に問われたタレントの「デヴィ夫人」こと、本名デヴィ・スカルノ被告(86)に、東京地裁は6日、求刑通り罰金20万円の判決を言い渡した。有罪判決が下ったことに、デヴィ夫人は随所に不満な様子を見せ、控訴も視野に入れていることをにじませた。

Vネックの淡い水色のワンピースに、ベージュのピンヒール、右手に大きな指輪という格好に、指には赤のネイルを施し、老眼鏡を手に一礼して入廷。証言台の前で着席後は、最初は背筋を伸ばして冷静な表情で裁判官の言葉に耳を傾けていたが、次第にまばたきが増えるなど、感情の起伏があることをのぞかせた。弁護人の隣に戻ると、小声ながらも険しい表情から、不服な様子を隠せずに弁護人に語りかけた。すると2人いた弁護人のうち1人が、人さし指を口元にあてがい「シー」と、静粛にするよう被告に促した。

それでも不満が収まらない様子の被告は、判決を言い渡された後にも、帰り支度をしていた、静粛を促した方の弁護人に再び近づくなど、計3度も弁護人に対して何かを問い詰めるような様子を見せた。これまで被告は「シャンパングラスは投げておりません。それと殴る蹴るは一切しておりません」などと、2人の女性に対する暴行罪について、一部否認していた。だが弁護人は一貫して、暴行罪の成立は争っていなかった。弁護人2人は退廷後、控訴の可能性、被告の意向などを報道陣に問われたが、いずれも「ノーコメントです」と回答して東京地裁を後にした。