タレントで実業家の紗栄子(39)が7日までに、インスタグラムを更新。虐待を受けていた仔馬を保護したことをめぐり、動物に対する暴力の根絶を訴えた。
栃木・大田原市で牧場「NASU FARM VILLAGE」を経営する紗栄子は、3月にSNSで拡散された動画で虐待が心配されていた仔馬「バレンタイン」を母馬の「アールヴヘイム」とともに保護したことをあらためて報告。保護した後も北海道の当該牧場を何度も訪問していたといい、「一頭を救って終わらせるのではなく、その場所に残る命の環境も少しでも良い方向へ変えていくこと。それも、この出来事に関わった私たちにできることの一つだと考えたからです」と理由を説明した。
保護した後、警察による捜査の一環として法獣医学の専門家立ち会いのもとで仔馬の身体検査が行われ「その検査では、虐待によるものとみられる外傷が確認されました」という。「映像の中で目にしたことが、バレンタインの身体にも傷として残っていた。その事実を知ったとき、改めて胸が締めつけられる思いでした」と振り返った。
続けて「そして本日、この件について、当時バレンタインがいた牧場の方が、動物愛護法違反の疑いで書類送検されたことが報道されました」と言及。「報道によると、警察は起訴を求める『厳重処分』の意見を付けているとのことです。もちろん、書類送検されたことをもって、有罪が確定したわけではありません」と説明した上で、今回あらためて発信した理由として「誰かを攻撃したいからでも、誰かを社会から排除したいからでもありません。バレンタインに起きたことを、二度と、別の命に繰り返したくないからです」とつづった。
「人間より力の弱い存在や、言葉で助けを求めることのできない存在に、私たちがどう向き合うのか。そこには、その社会が命をどう扱うのかという姿勢が表れるのだと思います」と紗栄子。「動物への暴力を『しつけ』や『扱い方』という言葉で曖昧にしないこと。命を預かるということの責任を、私たち人間が改めて考えること。そして、異変に気づいた誰かが声を上げたとき、その声がきちんと届き、命を守る行動につながる社会であること。今回の出来事を、一過性のニュースで終わらせてはいけないと思っています」とつづった。