声優の石橋陽彩と岡本信彦が7日、都内のNHKで行われた、同局総合の新アニメ「恐怖コレクター」(土曜午後11時45分)の取材会に、原作の佐東みどり氏、鶴田法男氏とともに出席した。
番組は10日から放送開始で、石橋は主人公の千野フシギ役、岡本は青い傘の男役で出演。制作統括の坂田淳チーフ・プロデューサーは「都市伝説を題材としたホラーアニメ。NHKのアニメで、ホラーそのものを正面から取り上げるのは、おそらく初めて。それも総合でやる。NHKとしては新しい試み」と、新境地開拓を期待した。
赤いフードをかぶった少年フシギが、具現化した都市伝説を自身の手帳に回収するため、相棒の人面犬ジミーとともに各地を旅するというもの。そんなフシギ役に白羽の矢が立った石橋は「ホラー作品に出演するのは初めて。出演するにあたって勉強させていただいて、収録をやってみて“間”がすごく大事だなと思いました。日常から、ホラーの展開にいくまでの間の取り方。何かが今から起こるんだろうか、けど起こらない、と思ったら起きる、みたいな。ストーリーの強弱、起承転結がしっかりしていて、そういうのがあるからこそ、より恐怖感が底上げされているなという印象がありました」と、自身も声優として新境地を味わうことができたと振り返った。
岡本は「僕、岡本信彦という名前なんですけど、声優業界ではオカルト体験が多い方で『オカルト信彦』と言われております」と、ホラー作品向きであると、冗談を交えて話した。さまざまなオカルト体験を味わったエピソードを明かしつつ、極めつきは「何でも、見える人(霊感の強い人)によると、僕の後ろには、99体の幽霊がついているらしいです」と、会場に笑いと背筋が寒くなる感覚を同時に呼んでいた。演じる青い傘の男は「(フシギが)守る側だとすれば、仕掛ける側の立ち位置。うってつけの役をいただいたと思います」と、主人公と対峙(たいじ)する役を演じる意気込みを見せていた。