橋下徹氏「一番信用できないのは…」高市首相と簗和生農相の共通点指摘「予算カット」発言めぐり

橋下徹氏(2025年3月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(57)が9日、日本テレビ系読売テレビ制作の新番組「ニュース to(にゅーすと)」(月~金曜午後1時55分)に生出演。衆院選で自身を支持しなかった首長の2自治体の予算を大幅カットしたなどと発言し、撤回謝罪に追い込まれた簗和生農相について言及した。

橋下氏は簗氏をめぐって「決定的に簗さんが権力者失格だと思ったのが、記者会見で『いやいや私には予算減らす権限はないんです』って今言ってるんですよ。じゃあ、なんで『俺が減らした』って言ったんだっていう。自分に権限がないなら、そんなことを言っちゃいけない。できないことはできないって正直に言う政治家を僕は信用しています。できないのに、やるやるっていう政治家、国会にいっぱいいますけど」と語った。

続けて「仕事の評価でっていう、高市さんの考え方も分かるところはあります。いくら仕事の評価でも、一線越えた人はやっぱりダメだと。この権力の使い方をやる人は怖い」と語った。その上で、簗氏と高市早苗首相の共通点を指摘。「高市さんにも共通するところがあるんですけど、できないことをやるやるっていう政治家は本当に信用できない。高市さんの一番信用できないのは、総理(として)の靖国参拝。ずっと『やるやる』って言ってたのにやらないでしょ? 身内に対して強気なことを言う、できないことを言う。簗さんだって、身内だけを大切にしてる。なんかそこに共通点を見いだしてしまうんですよね」と語った。

高市氏は8日の参院代表質問で、簗農相について、「私自身、発言は不適切と考え厳しく注意した」と述べた上で「職責をまっとうしてほしい」と、更迭しない考えを明確に示した。衆院代表質問では「もとより、大臣の任命責任は私にある」と、自身の任命責任を認めつつ、「とにかく働いて、仕事で返せと言っている」などと主張した。簗氏も衆参両院の本会議で初めて答弁に立ったが、「(予算カット発言は)私の不徳によるもので、不適切だった」などと従来の釈明を繰り返し、「職務の遂行に全力を尽くす」とし、辞任しない意向をあらためて示した。

金曜MCはSUPER EIGHT村上信五が担当。金曜コメンテーターとして、アンミカ、直木賞作家の今村翔吾氏、ゆうちゃみ、読売テレビの高岡達之特別解説委員が登場した。

前枠の宮根誠司がMCを務める「ミヤネ屋」は読売テレビ制作の関西ローカル放送で06年7月31日からスタート。08年3月31日から全国ネット放送を開始した。宮根の軽妙な番組仕切りやゲストとのトークで高視聴率を獲得、維持。お茶の間から愛され、午後の情報番組をリードする存在となった。10月2日を最後に20年の歴史に幕を下ろした。