石橋静河は真っ赤なドレス 柄本佑はシックなオールブラックスーツ 初の釜山国際映画祭に登場

第31回釜山国際映画祭コンペティション部門<釜山アワード部門>映画「このごにおよんで愛など」公式上映の様子

柄本佑、石橋静河、広瀬奈々子監督が11日、韓国・釜山国際映画祭で行われた映画「このごにおよんで愛など」ワールドプレミア上映に登壇した。長澤まさみはインフルエンザのため欠席した。

柄本、石橋にとって初の釜山国際映画祭。上映会場となった映画の殿堂、ハヌルヨン劇場に、柄本はシックなオールブラックスーツ、石橋は真っ赤なドレス姿で広瀬監督とともに登場し、超満員の客席から大きな拍手を受けた。

柄本は「アンニョンハセヨ。チョヌン、エモトタスク イムニダ(こんにちは。柄本佑です)。みなさんよろしくお願いしますと言おうと思ったのですが、この道中で何というか忘れちゃいました」と会場の笑いを誘い、「実と言うと海外の映画祭自体が初めてで、みなさんとこうやって非常に親密な距離感で緊張もしているのですが、現場を楽しみながらお話できそうだなと思っています」と笑顔で話した。

石橋も冒頭韓国語であいさつし「初めて釜山に来ることができました。本当に温かく迎えてくださって、みなさんがすごく映画を愛しているんだなということを感じられる雰囲気でとても幸せです」。

柄本の手には、長澤演じる主人公・小島詩の顔パネル。キャスト陣の粋な計らいで晴れて“3人そろって”釜山の地へ立った。柄本は、長澤が寄せたコメントを代読。出席できなかった残念な思いや「きっと佑くんとしずかちゃんが舞台挨拶を大いに盛り上げてくれると思いますので、安心しております!」というメッセージを読み上げると、会場から温かい拍手が送られた。

作品は、自分たちらしい家族の形を求める3人の愛の物語。広瀬監督は、デビュー作「夜明け」(18年)、「つつんで、ひらいて」(19年)に続き、3作品連続3度目の釜山国際映画祭出品となる。上映後「素晴らしい会場で皆さんと一緒に作品を観させていただいてとても幸せな気持ちでいっぱいです。少し笑いも起きていてほっとしました」。

柄本は「笑いが起きていたり、思わぬところで思わぬ反応があったりと、こうやって見てもらえるんだ、という、ある種の感覚みたいなものが海を渡ったなっていうことを実感しました」と感激。石橋は「この映画のテーマはとても複雑なものだと思うのですが、広瀬監督はその中に軽やかさをたくさん詰め込んでいて、それをしっかり皆さんが受け取ってくださった感覚がしてとても胸がいっぱいです」と話した。