俳優デビュー6年の奥平大兼「台本にとらわれすぎず遊び心を入れながら演じた」コメディー初挑戦

夜ドラ「税金で買った本」に主演する奥平大兼(撮影・鈴木みどり)

俳優奥平大兼(23)が、現在放送中のNHK夜ドラ「税金で買った本」(月~木午後10時45分)で連続ドラマ初主演を務めている。同名タイトルの人気漫画が原作のコメディー作品で、コメディーは初挑戦。自身の俳優としての幅を広げる挑戦となった。

奥平が演じた石平紀一は、図書館でアルバイトすることになったヤンキー高校生。連続ドラマでは初の大役となったが重圧はなく、「現場にいる時間が一番長かったので、その分考えることが多かった。僕の役だけが立っても意味がないので、どうすればそれぞれの役が立つかを考えて演じました。原作への敬意を込めつつ、このキャストでできることとのバランスを考えた」と、主演として視野を広げて作品に臨んだ。

西野七瀬(32)、青木マッチョ(31)らが演じる個性的な図書館職員とのコミカルなやりとりを通して、図書館の仕事や役割を学んでいく。「早瀬丸さん(西野)や白井さん(青木)は説明ゼリフが多かったけど、僕はリアクションする側。台本にとらわれすぎず、遊び心を入れながら演じました」と、奥平自身も楽しみながら演じた。

俳優デビューから6年。初挑戦となったコメディー作品は「難しいです」と明かしたが、「やったことのないジャンルで、新しいものに触れられた。素直に楽しめて、やってよかった」と新たな可能性が見えた。一方で「結構あら探ししちゃうので、純粋な目で自分の演技を見られない。今後もずっとそうだと思います」と探究心も強い。無限の可能性を秘める期待の23歳。「これからも食わず嫌いせずに挑戦していきたいです」と意欲を示した。【野見山拓樹】

◆奥平大兼(おくだいら・だいけん)2003年(平15)9月20日、東京都生まれ。20年に映画「MOTHER マザー」で俳優デビュー。24年の日本テレビ系ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」や映画「Cloud クラウド」、25年のTBS系ドラマ「御上先生」に出演し注目を浴びた。身長173センチ。