演歌歌手の丘みどり(42)が16日、東京・池袋シネマ・ロサで初主演映画「演歌の坂道」初日舞台あいさつに登壇した。この日は同劇場で2回、上映が行われ、1回目の上映には、国内で7年ぶりの長編映画製作を行ったジャッキー・ウー監督と3年前から同居している、元フジテレビアナウンサーの河野景子(61)も駆けつけた。
ウー監督は「演歌の坂道」を携えて参加した米ニューヨークのマンハッタン映画祭で、最優秀主題歌大賞と最優秀作品賞を受賞し、15日に帰国したばかり。この日も監督として初日舞台あいさつを仕切りつつ、鑑賞した関係者へのあいさつなど多忙を極め、1回目の上映を終えて出てきた河野と軽く視線を合わせた状況だった。同監督は「僕も直前に(映画館に)飛び込んだので、監督の方の脳になっていて、初日の仕切りで頭がいっぱいで。来てくれて、うれしかったです」と笑みを浮かべた。また各界からは「スイーツ親方」の異名を持つ、元横綱大乃国の芝田山親方(64)も1回目の上映に足を運んだ。
主演の丘は劇中で、山々に囲まれた小さな町で乾物屋を営む高橋良子を演じた。アキラ100%(52)が演じた夫の菊雄と笑い合い、時に口げんかをしながら温かい日常を重ねる中、人気テレビ番組「目指せ!歌う武道館」の地方予選に、ひょんな偶然から出場。川﨑麻世(63)が演じた、審査員の名プロデューサー・ポール北沢から「あなたには武道館へ行く坂道が見えている」と声をかけられ、町の主婦から歌手へと生まれ変わっていく役どころ。撮影は2月に静岡市清水区を中心に行われた。
この日は、良子のライバルでスナックのママ・大坂美雪を演じた田中美奈子(59)も登壇。
◆「演歌の坂道」 山々に囲まれた小さな町の商店街で、乾物屋を営む高橋菊雄と良子夫婦。ある日、日本中を熱狂させる人気テレビ番組「目指せ!歌う武道館」の地方予選が町へやってくる。歌うつもりなどなかった良子は、ひょんな偶然からステージへ押し出され、歌声が響いた瞬間、会場の空気が変わる。審査員として会場にいた名プロデューサー、ポール北沢は、歌声の奥に眠る”本物”を見抜く。「あなたには、武道館へ続く坂道が見えている。」その一言が、良子の人生を大きく動かしていく。レッスンを重ねるたび、眠っていた夢は現実へと姿を変え、町の主婦だった良子は少しずつ”歌手・高橋良子”へと生まれ変わっていくが、夢が大きくなるほど、店を守る夫と夢を追う妻の距離は少しずつ離れていく。大物演歌歌手・大関誠を鳥羽一郎(74)が演じた。