南野百合、全裸6分アクション世界デビュー「呪区」初日に感慨「良かった」

「呪区」公開記念舞台あいさつに登壇した、左から南野百合(撮影・村上幸将)

女優の南野百合(25)が17日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画初出演&主演作「呪区」(千葉誠治監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。上映時間71分中、約6分にわたり全裸でのアクションを披露しているが、25年6月のオーディション前を振り返り「露出があるのを知っていて2日間、悩む時間をいただいた、出るべきだと天からのお声をいただいたような感じで、マネジャーさんにオーディションに出させていただきたいと言った」と出演を決意した経緯を語った。

作品は、ホラー、SFなどのジャンル映画に特化した世界3大ファンタスティックの1つ、シッチェス・カタロニア映画祭(スペイン)の、ミッドナイト・エクストレム部門で11日(現地時間)に世界初上映された。文字どおり“裸一貫”で世界デビューを果たした。水着のシーンやグラビア撮影、露出シーンも未経験だったが「(作品に)参加させていただいて良かった」と笑みを浮かべた。

「呪区」は、米国に留学して映画製作を学び、15年「忍者狩り」が同映画祭のファンタスティック・セレクションで邦画として初めて上映など、海外を意識した映画作りを続ける千葉誠治監督が脚本、編集、プロデューサーまで務めた。南野が演じた紬紀は、過去にトラウマを抱える中、高校時代の陸上部メンバーと行ったキャンプ先が、数百年前に磔刑場だった呪われた土地であることを知り、全裸で処刑された村人が化した悪霊に襲われるものの、脱衣すれば悪霊から見えなくなることを発見し、戦う役どころだ。

撮影は、25年9月末に山梨県内の山中で行った。映画の終盤で、紬紀は悪霊が迫る山中で下着を脱ぎ捨て、意を決したように1体の悪霊の体に突き刺さった、やりを抜いて首をはね、返す刀で別の悪霊の顔面に突き刺すと、最後は陸上選手ばりの、やり投げを決める。「服を着たら、即死。」と銘打った作品最大の見どころだ。

そうしたシーンが世界で初お披露目されたシッチェス・カタロニア映画祭を振り返り、南野は「海外の映画祭自体、初めて。こんなにも温度感の高いホラーファンがいたのかとビックリ」と感激を口にした。「タイトルが出ただけで、すごい拍手の熱量で泣きそうだった。後半のアクション、やり投げのシーンで大盛り上がりしていただき、サイン、写真を求められたのは大きな経験」と笑顔で語った。

この日は、波美役の筒井結愛(22)清佳役の志武明日香(30)花奏役の米沢朋花(24)竜児役の水嶋海人(28)も登壇。