元日本テレビのフリーアナウンサー徳光和夫(85)が18日、BS-TBS「関口宏の三人寄れば」(日曜正午)に出演。今年1月に亡くなった久米宏さんとのエピソードを語った。
関口宏と2人のゲストによる対談番組。この日は徳光とフリーアナの羽鳥慎一が出演した。
番組では徳光が「独断で選ぶ3大司会者」を紹介。そのうちの1人に久米さんを挙げると、アシスタントのフリーアナ中西悠理から「『巨人が日本一になったら坊主にします』って久米さんがおっしゃって、実際坊主にされたんですよね」と質問を受けた。
徳光によると、テレビ朝日系「ニュースステーション」でキャスターを務めていた熱烈な広島ファンの久米さんが「『今年もし巨人が優勝したら、私は坊主にします』と。『もし巨人が日本一になったら、徳光さんのニュースプラス1というニュース番組に出ます』と言ったわけね。そうしたらその通りになっちゃったの」と振り返った。
久米さんに直接約束を確認し「久米ちゃん、あの話生きてますかね? って言ったら『いいですよ』って彼は簡単に言ったんだけども、彼が簡単に言うほど簡単ではなかったわけです」と回想。「テレ朝としましては、『ニュースステーション』の久米宏を日本テレビのニュースに出すわけにはいかないと」と調整が難航したと語った。
関口が「ダメだった? あらまあ固いねえ」と笑うと、徳光は「報道局同士で話し合って、最終的に『じゃあローカルで出そう』と。6時から6時半まで全国ニュースで、6時半から7時まではローカルなわけです。で、ローカルの東京だけだったらいいってことでOKしたわけ。久米ちゃん来てくれてですね、ちゃんとバンザイもしてくれて」と、久米さんが日テレを来訪した当時の新聞記事も紹介した。
羽鳥が「じゃあ東京、関東の人しか見られてないんですか?」と尋ねると、徳光は「これがね、そう思うだろ? 事前に久米ちゃんが出るってことが分かってたので、各ローカル局がこれをVTRに撮って、撮って出しで6時半から流した」と説明。中西が「結局全国放送したのと一緒」と笑うと、羽鳥は「関口さん、これがテレビですよね、やっぱり。面白い時代ですね」と感嘆。関口も「This is テレビ」と応じていた。