神木隆之介大興奮「夢の中にいるよう」ゴジラ“聖域”で初のレッドカーペット

舞台あいさつに臨む長澤まさみ(撮影・鈴木正人)

山崎貴監督(62)の新作「ゴジラ-0.0」(11月3日公開)ジャパンプレミアが19日、都内で行われた。9月26日(日本時間27日)に米国で開催された、第64回ニューヨーク映画祭のスポットライト・ガラ部門での世界最速上映を経て、満を持しての国内初上映。加えて1954年(昭29)の初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)、84年「ゴジラ」(橋本幸治監督)そして23年の山崎監督の前作「ゴジラ-1.0」まで、ゴジラが現れ、繰り返し破壊してきた“聖域”銀座のKK線(旧東京高速道路)で初のレッドカーペットが行われた。

前作から敷島浩一を演じる主演の神木隆之介(33)は「こんな大きなイベントは、僕も経験したことがない。夢の中にいるよう」と興奮気味に口にした。今作で浩一の妻になった典子役の浜辺美波(26)も「『ゴジラ』でしかできない、迫力あるイベント」と感激した。

山崎監督の顔は、晴れやかだった。前作で米アカデミー賞でアジア初の視覚効果賞を受賞したことで、プレッシャーがあったか? と聞かれると「なかったですね」と即答。「賞を意識する映画だったら、プレッシャーを感じるんでしょうけど、どれだけ面白いものを作るかが大事。必死に作っていたので、プレッシャーを感じる暇がない」と笑いながら語った。

前作から出演の吉岡秀隆(56)は「ショックで2日半、ご飯が食べられなくなった。食らった」、今作から参加の田中泯(81)も「初号(試写)を見ても、やっぱり震えていた。こんなに震えた映画出演は初めて」と、俳優陣は口々に衝撃を吐露。山崎監督は「『ゴジラ』は当然、いろいろな制約があるが、東宝と話して、かなり攻めた描写を許してもらった。これが、やりたかった『ゴジラ』」と胸を張った。【村上幸将】

○…長澤まさみ(39)は、04年「ゴジラ FINAL WARS」(北村龍平監督)以来22年ぶりのシリーズ復帰で「また帰ってくることができて、うれしく思います」と喜んだ。試写を見た際は「すごいものを見せてもらった。すぐに立ち上がれない感じ」だったという。山崎監督が作る「ゴジラ」については「生活にも入りそうな現実味、生き生きしたゴジラ像という印象」と評した。事務所の後輩で初共演の浜辺が「私は、どんなイベントよりも緊張しています」と言うのを聞き「幼い頃から知っているので」と笑みを浮かべた。