武井壮「全裸にされたみたいな気持ちでした」大反響の「ファミリーヒストリー」を振り返る

武井壮(25年9月撮影)

タレントの武井壮(53)が、20日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜午後1時)にゲスト出演。大反響を呼んだNHK「ファミリーヒストリー」を振り返った。

著名人のルーツをたどる人気番組で、先月22日放送では武井を特集。9歳の時に生き別れた母親の京子さんの歩みが明らかになるとともに、昨年76歳で亡くなっていたことが番組の取材で判明した。

涙なしには見られないと話題になったが、武井は「恥ずかしいですよ?あんなのは。世にさらすのは。全裸にされたみたいな気持ちでしたから。これ以上出すもんないぞっていうぐらい出してたので」と苦笑した。

また「すごいですね。NHKの取材力」と改めて感嘆。母親の消息について「半年以上いろいろ探っていただいて。僕は別に母親の件に関してはあんまり触れないでいいですって伝えてたんです。もう会わないと思うのでみたいなことを言ってて」と当初の気持ちを明かし、「会いたいとかっていうよりも、どんな人か知りたいっていうのがあって」。俳優として大成することを目指しながら、がんにより24歳の若さで亡くなった兄の情さんについて「兄ちゃんは『母ちゃんに会いたい会いたい』って言いながら死んでいったもんで、できれば兄ちゃんのところに墓参りにでも行ってくれたらぐらいの気持ちがあったんですよ。会いに行ってあげて欲しいなっていうのがあったんですけど、僕は1人でやっていこうと決めた日があったので。会うより母ちゃんが幸せに暮らしてくれたらいいと思ってたんです」と話した。

武井は「1人で、別れた後もずっとひもじい思いして、寂しい思いして暮らしてるとかだったら、もしそんなだったら教えてくださいって伝えてたんです」と母親への思いを語ったが、取材の中で昨年亡くなっていたことが判明。「スタッフの方もどうしようってなったらしいんです。『いないんだ』ってなって。マネジャーにもどうしようかと相談して、僕には伝えられないので。あれは本番1発で見せられるものなので」と振り返った。

番組の中では京子さんが再婚し、穏やかな結婚生活を送っていたことも明らかになったが「彼(再婚相手の男性)は僕らが子どもだっていうこととか、彼女に子どもがいるっていうことを知らないまま暮らしていたので。内緒にしていたというか」と説明。「新たな人生を多分歩もうとしてたんですよね。子どもと引き離されてつらい思いがあっただろうから」と母親の胸中を想像した。

京子さんが亡くなった後の遺品整理で、持ち物の中から武井の切り抜き写真が発見されていたことも反響を呼んだ。「『そういえば遺品整理の時になぜか武井さんの写真が2枚入ってた』って。多分処分しちゃったんですよ。『ファンだったのかな』ぐらいに思ってたんだと。『でもよくよく考えてみたら、あの時あった写真は息子さんの写真だったんだ』っていうのに気づいて」と再婚相手の言葉を回想。当初はNHKの取材を断っていたが「『私には30何年一緒にいた京子のことを武井さんに伝える義務がある』ってNHKに連絡してくれて、あの番組が最後成立したという」と感謝していた。