お笑いタレント椿鬼奴(54)が21日、都内でふかわりょう(52)の新刊エッセイ集「中年よ、すねを剃れ」発売記念イベントにゲストとして出席した。
ふかわと同世代ならではの学校生活や芸人としての下積み時代を振り返った。
就職氷河期世代ならではの経験について、椿は「人数が多いっていうか、数の力ってすごくて」と切り出し、「どこの職場、呼ばれた先にも同世代が多い。世代が近いということでお話しできるお仕事も多い」と、同世代の多さが仕事につながる利点を語った。一方で、自身は就職活動をあまりしていなかったため「どこも入れませんでした」と告白し、大学受験も「大変でした」と振り返った。
芸人を目指したきっかけは、友人と習い事を探していたことだった。雑誌で養成所を見つけ、「お笑い芸人の話をいっぱいしてくる人がいるんじゃないか」と、カルチャースクールのような感覚で入所したという。26歳で吉本興業の養成所に入った椿は、同期が年下ばかりだったこともあり「最初から中年というような感じで、ずっと年上っていう感じだった」と回想した。
実際の養成所は「殺伐としてましたよね。超怖かったです」と振り返った。同期たちは「やってやる」と意気込んでいたといい、ふかわも「みんな野良犬の目なんだよね」と当時の競争意識を表現した。椿は「ネタがウケはじめ、クラスの人が認めてくれるような感じがあったり、話しかけてくれるっていうのがうれしかった」と明かした。