中務裕太の生きざまに見たかっこよさ「希望になりたい」筋トレは「歯を磨くのと一緒」

中務裕太(2026年撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

GENERATIONSの中務裕太(33)が、21日に自身初の写真集「1000%」を発売した。同日に行われた発売記念会見を取材した。

「一生に1回」の写真集と銘打ち、LDHで屈指の肉体を持つ中務が、肉体の極限に挑み、1冊に収めた。ファンやメンバーからも好評で、グループの公式SNSではメンバーの反応を収めた動画も公開。片寄涼太(32)からは「これ伝説の写真集やと思う。天才だわ」と絶賛されていた。

今年5月の大型連休中、キッズエンターテインメントを届けるユニット、EXILE B HAPPYのライブを取材した際、囲み取材に現れた中務は肌を焼き、ただでさえ人並み外れた肉体の持ち主なのにいつも以上の仕上がり方で、報道陣がどよめいていたのを思い出した。

本人によると、ちょうどその時期が写真集の撮影に向けた最終調整の時期だったという。「リハーサルの時は追い込みすぎて屍のようだった。メンバーからも『裕太さん大丈夫かな?』と心配されて、(リーダーのEXILE)TETSUYAさんからも『マジで無理しないでね』と言われた。あのころは記憶から消したいぐらいやばかったです」と振り返っていた。

会見では、「筋肉は人生。調子が良い時は膨らむし、調子が悪いと膨らまない。人生みたいなものです」と“名言”も飛び出した。3年ほど前から筋トレを始め、イベントやライブで見るたびに体が大きくなっていく。一体どこを目指して鍛えているのか、会見の場を借りて直接本人に聞いた。

中務は「目指しているものは別にないですよ。毎日歯を磨くのと一緒なんですよ。毎日歯は磨かないといけないじゃないですか。それと一緒で、トレーニングするのも当たり前というか、僕はでかくしたくてやっているわけではなくて、やってたらでっかくなっちゃったというタイプ。トレーニングをすることでリフレッシュできるし、次の1回が上がるかどうか分からないけどやってみよう、と自分と向き合える。この業界はプレッシャーもあって流されやすいけど、流されないようにするのも筋トレをする理由なのかな」と答えた。

筋トレのつらさは、高校まで野球部に所属していた記者にもよくわかる。ストイックな性格でもなく、苦しいことから何とか逃れようとしていたので、自らの意志で体をいじめ抜く人に対しては尊敬の念に堪えない。中務はそれを歯を磨くようなものと、日常習慣化させている。尊敬どころの話ではない。取材をする中で、生きざまや姿勢がかっこいいと感じる芸能人はたくさんいるが、中務もその1人だ。

最後には「筋トレやマッチョは冷笑されることが多い。全国の筋トレをやっている人の希望になりたい」と話した。記者も肉体改造を夢見る1人。続けられるかどうかは分からないが、中務のように「歯を磨くのと一緒」と言えるまで頑張って続けてみようと思った。【野見山拓樹】