テレ東「WBS」で村上龍さんを追悼「これまでの多大なるご貢献に最大限の感謝の思いを」

村上龍さん(2016年12月撮影)

テレビ東京系の経済報道番組「WBS」は23日夜の放送で、今月17日に74歳で亡くなった作家の村上龍さんを追悼した。

村上さんは2006年4月の放送開始から今年3月26日まで約20年にわたり、同局系「カンブリア宮殿」で、ホスト役としてインタビュアーを務めていた。この日の放送では、村上さんの訃報(ふほう)を伝えた上で、「カンブリア宮殿」での在りし日の村上さんをVTRで放送。2014年に、当時トヨタ自動車の社長を務めていた豊田章男氏に迫る様子のほか、これまで話を聴いたゲストはのべ1000人以上にわたったと紹介した。村上氏とともに20年間インタビュアーを務めた女優小池栄子のコメントも紹介し、2人が番組を卒業した今年3月の放送でのシーンも報じた。

番組の豊島晋作キャスターは「村上龍さんのこれまでのテレビ東京への多大なるご貢献に対して、最大限の感謝の思いをお伝えします。本当にありがとうございました」と語り、「このたびのご逝去を悼み、心よりお悔やみを申し上げます」と頭を下げた。ともにキャスターを務める同局の田中瞳アナウンサーも、頭を下げて追悼した。

村上さんは長崎県出身。武蔵野美術大在学中に執筆し、芥川賞を受賞したデビュー作「限りなく透明に近いブルー」のほか、「コインロッカー・ベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」「69 sixty nine」など多くの作品で知られ、テレビやメディアへの出演も多かった。17日に自宅で死去し、家族葬が営まれたことが23日、発表された。