「あしたのジョー」「おれは鉄兵」「あした天気になあれ」などのヒット作で知られ、文化勲章を受章した漫画家ちばてつや(本名千葉徹弥=ちば・てつや)さんが亡くなったことを27日、「ひねもすのたり日記」を連載していた「ビックコミック」を発行する小学館や日本漫画協会が発表した。この訃報(ふほう)を受け、多くの漫画家らがXを更新し、故人を追悼している。
「キングダム」などの作者原泰久氏は「今年2月に対談させて頂いた時はお元気だったので信じられません」とした。また、「僕は『ちばてつや賞』出身で、ちば先生はデビューした僕をずっと見守って下さっていました」とし、「ちば先生の漫画界への貢献は絶大過ぎて頭が上がりません。先生、本当にありがとうございました」とした。
「ろくでなしBLUES」などの作者森田まさのり氏は「あぁ…ちばてつや先生…。一度もお話させていただく機会はありませんでしたが、大尊敬しておりました。感動をありがとうございました。どうぞ安らかに…」とつづっている。
ヤマザキマリ氏は「連載中の『ひねもすたりの日記』も読み続けていたし、ちばてつや先生は、これからもずっと漫画を描き続けていかれるのだと思い込んでいた。思い込みが過ぎると衝撃も強い」とし、「あらゆる感受性と豊かな経験を駆使した素晴らしき漫画家人生、お疲れ様でございました」とつづると、ちばさんと永井豪氏との3ショット写真を公開。
ジャンプ+で「無敵のスバル」を連載中の成田成哲氏は「ちばてつや先生は、文星芸術大学に在学中にとてもお世話になった先生です。ちばてつや先生以上の人間性を持った漫画家を私は知りません」とした。バスケサークル立ち上の際、顧問を引き受けてくれたエピソードなどを紹介。また、大学卒業後には作品の感想をもらい、「ちばてつや先生が『面白いね!』と言って下さった漫画は全て受賞しました」。ちばさんを「私が漫画家になれた理由、恩師の1人」とし、「漫画家になったせいで、逆に距離が遠くなり、いつか有名になってお会いした時にお礼を言いたかった。本当に感謝しています」とつづると、ちばさん直筆の卒業祝いメッセージ写真を公開した。