松岡茉優「脱獄!」撮影中に電車を抜け出し嵐山へ 三島有紀子監督「恐るべし、松岡茉優」

大阪市内で映画「男ともだち」の舞台あいさつに登壇した松岡茉優(撮影・松浦隆司)

女優松岡茉優(31)が29日、大阪市内で行われた主演映画「男ともだち」(三島有紀子監督、11月6日公開)の先行上映会の舞台あいさつに登壇した。

直木賞作家、千早茜氏の同名小説を映画化。人生に行き詰まったイラストレーター・神名を松岡、その“男ともだち”ハセオを成田凌が演じる。単なる友情とも愛情とも違う、微妙な距離感がある男女の関係を描いた物語だ。

松岡は京都・嵐山での“脱獄”エピソードを明かした。電車での撮影は終点の嵐山に到着し、折り返し撮影があった。嵐山からは十数分後に出発と告げられていたが、「嵐山を見ないで帰りたくないなと思って。でも皆さんは撮影ができなくなるから、ここにいてくださいって感じだったの」と振り返った。

撮影のために待機を求められていたが、「なんと言えば、この電車を出られるかな。箱をね」と考え、松岡は「トイレに行きたい~」とスタッフにお願いした。トイレなら仕方がないと電車をいったん下車できたといい、「脱獄!と思って」。トイレに行くふりをした後、「ありがとうございました。ちょっとだけ見てきていいですか?」と声をかけ、駆け足で嵐山を見に行ったという。

おいしそうな団子や抹茶のスムージーのようなものが売られていたが、すぐに戻ったといい、「嵐山を二つみて、すぐに戻った」という。

三島監督は「そんなことしてたの? 全然知らなかった」と驚き、「恐るべし、松岡茉優」と話した。

京都、富山、広島の三つの土地で過ごす夜を描いた作品について、松岡は「三つの場所で撮影していただいて、人生のロードムービーのような作品だなと感じています」と語った。