シンガー・ソングライター竹内まりや(71)の新曲「あなたでなければ」が、今日1日から配信リリースされ、あさせてミュージックビデオ(MV)も公開された。
同曲は、前日10月31日からWOWOWで放送・配信がスタートした、石田ゆり子(57)主演の「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」(土曜午後10時、全6話)の主題歌となっている。
「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」は、子どもたちも独立し、夫と豊かで穏やかな生活を送る専業主婦・上原春花が主人公。春花には深い友情でつながり、定期的に集っている夏希、秋絵と疎遠になっている冬美がいた。「春夏秋冬」は学生時代から、いつもずっと一緒だったが、ある日、冬美の訃報(ふほう)がもたらされる。残された3人は、冬美に思いをはせながら「1度でいいから自分じゃない人になりたい」と冬美が生前、言っていた願いを思い出し、天国の冬美が笑ってくれそうなバカな思いつきを、みんなでやってみることにした。それはお互いのパートナーを交換する、二週間の“お試し生活”だった。
石田が春花、夫の上原修平を仲村トオル(61)榊秋絵を中嶋朋子(55)秋絵の夫・大岡佳彦を三宅健(47)瀧山夏希を坂井真紀(56)夏希の夫・瀧山潤一郎を椎名桔平(62)飯野冬美を富田靖子(57)夫・田口を武田真治(53)が、それぞれ演じる。岡田惠和氏(67)が脚本を手がけ、萩原健太郎監督(45)が演出する。
ミュージック・ビデオは、監督は石井聡一氏、脚本は狗飼恭子氏(52)が、それぞれ担当。プロデュースは、ドラマ本編を手がけた平部隆明氏が務めた。ドラマで主人公・上原春花の過去を演じた女優・石塚瑚子(26)が20歳・40歳・60歳の3世代を1人で演じ分けた。時代とともに変わりゆくパートナーとの関係性を男性目線で描き、楽曲の世界観を見事に表現した作品に仕上がった。
「あなたでなければ」のために楽曲を書き下ろした竹内は「『還暦前の女友達3人が、ひょんなきっかけから、それぞれの夫を交換し合い2週間ずつ暮らしてみることにした』という極めて非現実的な物語が、脚本家・岡田惠和さんの手に掛かると、何だかあり得なくもない話に思えてくるから不思議だ。そんなドラマがあるならぜひ観てみたい、と思ったのが、今回の主題歌を引き受けた大きな理由です」と、主題歌を書き下ろした理由を明かした。
その上で「今この不安な時代、熟年の人々を描くドラマはリアリティーを追求することが多い中、あえてそんな現実離れした設定を選ぶ遊び心と勇気に、私も歌で期待に応えようと作ったのが、彼らのリビングから流れてきそうなボサノヴァのラブソング」と、作品から受け止めたものを、楽曲で表現したと説明。
そして「長く連れ添ってきた夫婦が、人生の後半でふと感じるパートナーへの思いを描いたこの作品の歌詞世界は、まさに34年前に書いた『家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)』の主人公の続編的未来かもしれません」と、92年にリリースした代表曲の1つ「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」に連なる1曲であることを示唆。「さあ、いったいどんなドラマになるのか? 放送を楽しみに待ちたいと思います」と、放送に期待を寄せた。
「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」のリリース30周年記念盤が22年8月31日にリリースされた際に公開されたMVには、石田が出演しており「あなたでなければ」は、縁のある竹内と石田が再び、タッグを組んだとも言える1曲にもなった。