NHKは1日、都内の同局で69年の歴史を誇る賞レース「NHK新人お笑い大賞」本選を生放送し、豪快キャプテンが優勝した。結成10年未満のコンビ、トリオ、ピン芸人などを対象に、東京予選146組、大阪予選139組、計285組が参加。勝ち抜いた8組がA、Bブロックに分かれて争われた1本目で、豪快キャプテンは「おはぎ」のネタで爆笑をさらい、A組代表として決勝戦進出を決めた。B組代表チェリー大作戦との決勝戦、2本目の「おもち」でも再び爆笑をさらい、頂点に立った。
山下ギャンブルゴリラ(38)は「東京でウケへんと言われていたけどウケてよかった。(観覧客に)年配の方が多いと聞いていたので『おはぎ』『おもち』のネタなら、なじみが深いかなと思ってやりました」と、笑顔で振り返った。
ネタは1本4分で、4分30秒を超えると失格となるルールとなっている。べーやん(32)は「1本目は4分28秒。あと2秒で失格になっているところでした。『三苫の1ミリ』じゃないですけど『豪快キャプテンの2秒』です。聞いたことのない(NHKスタッフの)インカムの音とかが漏れて聞こえてきて、めっちゃ焦りました」と、舞台裏を明かした。
迎えた決勝の相手、チェリー大作戦とは、一緒にライブも開催するなど仲の良い間柄。さらに、べーやんは「(チェリー大作戦の)ムネヤス(宗安聖=むねやす・せい)とは、ずっとルームシェアをしていたんですよ。2人で決勝戦に進んで勝つことができたのは、ちょっと感慨深いものがありますね」と、しみじみと語った。
この優勝で勢いに乗ったことを実感したように、山下は「今年の賞レースは、あとM-1(グランプリ)ぐらいなので、同じように優勝できたら」と、力強く話した。賞金1000万円なども話題の民放主催の賞レースと、名誉のみの「NHK新人お笑い大賞」とは、副賞において大きく異なる。魅力的な副賞の提案を求められた山下は「1年間、歌のお兄さん」と話して報道陣を笑わせた。これに追随するように、べーやんも「子どもがいるのでEテレに出たい」と、笑顔で話していた。