元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(57)が2日、カンテレの情報番組「newsランナー」(月~金曜午後4時50分、関西ローカル)に出演。GMOインターネットグループへの不正アクセス問題で、同社の熊谷正寿社長が開いた会見について言及した。
熊谷氏は会見冒頭で顧客の資産を毀損(きそん)したことを謝罪。2024年に、子会社からセキュリティー上の課題を指摘されていたと明らかにした。
GMOは被害者全員に一律5000円を補償、資産を勝手に取引され100万円以上の損失を被った被害者には損失額を全額補償するとしている。個人情報を公開された人には、内容によって上限300万円の特別お見舞金を支払うとしているが、橋下氏は「法的にはだいたい相場の範囲だと思う」と理解を示した。
続けて「今回のGMOのFXの仕組みは、他のFXの事業者は採用していないところもある。危ないということで。マイクロソフトも『これは危険だ』ということも指摘している中で、GMOがあえて、これは経営判断で自分たちのビジネスとして採用した。当然、リスクは出てきますからね」とリスクに対する経営判断の違いを指摘しながら「僕はだからと言って、GMOの判断はまずいってワケじゃなくて、この世界って挑戦していかないと前に進まない。こうやって失敗したんであれば、しっかり補償してくれるんであれば、こういうことには失敗はつきものだと僕らも認識しないと発展はないのかな。ちょっと甘いかも分からないけど」と自身の考えを披露していた。