伊東歌詞太郎、渋谷フリーライブで感極まる コンディション不良も熱唱「音よりも大事なものが」

フリーライブを開催した伊東歌詞太郎

シンガー・ソングライターの伊東歌詞太郎が3日、東京・渋谷モディでフリーライブを開催した。

この日は渋谷の中心にある渋谷モディ入り口付近に特設ステージを設置。大勢のファンの前で「ピエロ」「メランコリック」「ハローグッバイ」など6曲を熱唱。コンディション不良により万全な状態での歌唱ではなかったが、「音楽は音を奏でるという意味だけど、ライブで大切なのは音だけじゃない。アーティストが全力で、楽しく、感謝や謙虚さをこめてやっているかを見に来てもらっている。音よりも大事なものがあると確信しています」と、魂をこめた歌声を響かせ、観客を沸かせた。

ニコニコ動画に投稿した歌唱動画が話題となり、2014年にメジャーデビュー。現在は路上ライブツアーを行うなど、全国各地でライブ活動を行っている。「ある時、生配信で東京でライブの開催が決まりましたって告知した時に、『やっぱり東京なんですね』というコメントが見えて、もし自分が遠くに住んでいて、東京まで10万円とか15時間とかかけて来るとなるとハードルが高い」と地方へ足を運ぶ理由を明かし、「感謝のために全国に音楽を届けに行っているので、お金を取ったら意味がない」と、フリーライブにこだわる理由も明かした。

観客からの温かく大きな拍手に、感極まる場面もあった。この日は約3年ぶりのアルバム「誰そ彼時にきく魔法」を来年リリースし、ライブハウスツアーを行うことも発表した。「ツアーができることは当たり前のことじゃない。こうして拍手をいただけることがどれだけうれしいことか」と喜び、「本当にありがとうございます」と感謝した。