東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門作品賞は岡本ゆい初主演映画

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<第39回東京国際映画祭クロージングセレモニー>◇4日◇ヒューリックホール東京

今年度から2賞が設けられたNippon Cinema Now部門の作品賞は「シルバー・エクスプレス」が受賞した。

同作は、短編「ジンジャー・ボーイ」が25年のカンヌ映画祭(フランス)で学生映画を対象にしたラ・シネフ部門第3位入選の田中未来監督が、岡本ゆいを初主演に起用した初長編映画。他者に恋愛感情を抱いたことがない智絵里が、自分と同じように恋愛感情を抱かない男性、翔也と出会い意気投合する物語。田中監督は「このような名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。現代を生きる若者の葛藤を描いており、うれしい。また、この映画祭に戻って来られるよう、頑張ります」とスピーチした。

審査委員特別賞は、川島鈴遥(24)と倉沢杏菜(21)のダブル主演映画「いえないふたり」(まつむらしんご監督、27年3月公開予定)が受賞した。まつむら監督は「関係が途絶えた2つの家族が向き合うシンプルな映画。とにかく俳優wpを魅力的に撮ろうという1点だった。全ての俳優にささげる賞です」と喜んだ。

Nippon Cinema Now部門は、海外に紹介したい日本映画という視点で日本映画の「今」を世界に紹介する目的で21年に立ち上げられた。国内外の映画シーンで日本映画への注目が高まる中、新鋭から気鋭の監督まで、まだ見ぬ「新しい日本の才能」をより力強く支援し、世界へ届けていきたいという強い思いから賞を新設した。