石田ゆり子「虎に翼」舞台あいさつに13人俳優が並ぶ中「皆のお母さんの気持ち」

劇場版「虎に翼」完成披露舞台あいさつを行う、左から石田ゆり子、伊藤沙莉、岡田将生(撮影・中島郁夫)

石田ゆり子(57)が8日、東京建物ぴあシアターで行われた劇場版「虎に翼」(梛川善郎監督、27年1月15日公開)完成披露舞台あいさつに登壇した。劇中で、主演の伊藤沙莉(32)が演じたヒロインの猪爪寅子の母はるを演じたが、13人の俳優陣で並ぶ中「私は、ご存じの通り、お母さん。この皆さんにお会いして、皆のお母さんの気持ち…なんて幸せな役なんだろうと思っております」と笑みを浮かべた。

「虎に翼」は、24年前期に放送されたNHK連続テレビ小説110作目。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語で、伊藤が寅子を演じ、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描いた。映画では、79年に裁判所長退官セレモニーが行われた寅子が、「これからは隠居生活を楽しむ」と宣言した矢先に「男女平等問題専門家会議」の座長を務めてほしいと依頼を受け、寅子は断り切れずに承諾し母校・明律大学からの頼みで、法制史ゼミの講師を担当する。

50年を超える朝ドラの歴史で、主演キャストが続投した形での映画化は史上初で、石田は「さすが『とらつば』だな…どこまで大きくなっちゃうのかなと。想像はつかない」と映画化に改めて驚きを口にした。石田が演じたはるは、24年6月20日にNHK総合で放送された第59話で亡くなっており「途中で亡くなってしまうので、視聴者と同じ目線で楽しんでいたので、うれしかった」と笑みを浮かべた。

映画本編を見た感想を聞かれると「私はオープニングから涙…。私はいないので、不思議な気持ちでしたけど。『虎に翼』は、このテーマに切り込んで、すごいな、素晴らしいなと思いました」と絶賛した。

この日は、朝ドラから続投した寅子の夫・星航一役の岡田将生(37)、親友で義姉花江役の森田望智(30)をはじめ、土居志央梨(34)、桜井ユキ(39)、平岩紙(47)、ハ・ヨンス(33)、羽瀬川なぎ(28)も顔をそろえた。また、映画から出演した南晴香役の南沙良(24)、岩倉千鶴役の野呂佳代(43)、瀬川良美役の内田有紀(50)も登壇した。