欧州有数の日本人コミュニティーのあるドイツ西部デュッセルドルフで23日、日本の食や文化、芸術を紹介する「日本デー」が開催され、日独の市民らが交流を深めた。市当局によると約70万人が訪れ、夜はフィナーレの花火が中心部を流れるライン川を照らした。
日本デーはデュッセルドルフ市が主催。旧市街のライン川沿いでは日本食のテントに行列ができ、和太鼓やよさこいが披露されたステージ前に大勢が詰めかけた。武術や生け花といった伝統文化に触れられるコーナーも。アニメなどポップカルチャーの会場ではコスプレ姿の若者が目立った。
西部ボンから訪れた会社員ニコラス・フリードリヒさん(28)は「食事と音楽を通じ、日本の雰囲気を味わえた」と笑顔を見せた。ドイツ最大のアニメ博覧会を運営するアンドレアス・デーゲンさん(39)は「日本のファッションや音楽も伸びしろがある」と熱弁し、アニメ以外の分野への進出にも意欲を示した。
デュッセルドルフには日本企業約400社が進出し、約7000人の日本人が暮らす。ルール工業地帯に近い立地などから日本企業は1950年代から定着し始めた。市は誘致に力を入れ、進出支援のためジャパン・デスクを設置している。(共同)

