東京国税局の元職員らのグループによる新型コロナ対策の持続化給付金詐欺事件で、申請を担当し、逮捕後、「美人すぎる犯罪者」と話題になった佐藤凛果被告(23)の判決公判が8日、東京地裁で開かれ、内山裕史裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
内山裁判官は「卑劣で悪質、組織的かつ計画的で、従属的な立場であったことを考慮しても責任は重い」としながらも、佐藤被告がだまし取った200万円を返納し、前科がなく、反省していることを考慮。執行猶予を付けた。内山裁判官が「2度と罪を犯すことのないようにしてください」と諭すと、紺のパンツスーツで髪をポニーテールに結んだ佐藤被告はうなずき、最後に一礼した。
これまでの公判で、佐藤被告は「お金が欲しかったのでやめられませんでした。老後に2000万円ためないといけないなど漠然とした将来の不安があった」と供述。老後2000万円問題が犯行動機としてあったことが明らかになっている。