埼玉・八潮市の道路陥没、通行止めとなっていた県道が一部再開 1年2カ月ぶり、橋を仮設

埼玉県八潮市で昨年1月、道路が陥没しトラックが転落した事故で、県は15日、通行止めとなっていた県道54号線を一部で再開した。陥没現場の上に長さ約20メートルの仮設の橋を造り、車道と歩道を設ける工事が完了した。発生から1年2カ月余り。交通状況が改善され、住民の生活再建の足掛かりになりそうだ。

県によると、54号線は片側2車線で、陥没事故以降は約600メートルにわたって通行止めになっていた。今回は片側1車線で暫定的に再開する。県は復旧工事を進めており、完了すれば仮設の橋は撤去する。工事は数年かかる見通しという。

これとは別に、県は再発防止策として、現場付近の下水道管を増設する複線化工事を計画しており、工法などを検討している。

事故は昨年1月28日に発生。県警や消防が同5月2日、下水道管内に落下したトラックの運転席部分の中から男性運転手=当時(74)、千葉県八街市=の遺体を発見した。(共同)