磐越道バス事故 運転していた若山哲夫容疑者が立ち会い実況見分 上下線で一時通行止め

福島県郡山市の磐越自動車道で新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故で、福島県警は18日、運転していた若山哲夫容疑者(68)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕=を立ち会わせ、実況見分した。事故の状況を詳しく調べる。上下線の一部区間を一時通行止めとした。

日傘を差され、白いヘルメットと青いシャツを身に着けた若山容疑者が捜査員と共にゆっくりと歩き、現場を確認する様子が見られた。実況見分は午前9時過ぎから正午ごろまで行われた。

現場は緩やかな右カーブで、目立ったブレーキ痕や急ハンドルを切った形跡はなかった。若山容疑者は「時速90~100キロで運転した。カーブを曲がりきれなかった」と供述。県警は実際に出ていた速度の裏付けを進める。

事故は6日午前7時40分ごろ発生。若山容疑者は男子ソフトテニス部員20人を乗せたバスをガードレールに衝突させ、稲垣尋斗さん(17)を死亡させたほか、17人に重軽傷を負わせた疑いで逮捕された。(共同)