栃木県上三川町の強盗殺人事件で、逮捕された少年4人と夫婦の計6人全員が初めて顔を合わせたのは、14日の事件当日、現場に行く前だったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。下野署捜査本部は、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)による事前打ち合わせの可能性があるとみて調べている。
殺害された女性(69)の次男宅では、4月上旬に窃盗被害があった際、女性宅の情報が書かれた物が盗まれていたことも捜査関係者への取材で分かった。強盗殺人事件との関連を調べている。
次男は女性宅の近所に住んでいた。貴金属類も盗まれた。窃盗被害とは別に、4月以降、女性宅の周辺で複数回、不審な車やバイクの目撃があった。
捜査本部はこれまでに、指示役とみられる横浜市の竹前海斗(28)、妻美結(25)両容疑者と、実行役とされる16歳の高校生4人を逮捕。何者かが女性宅の下見をしていた可能性もある。
捜査関係者によると、夫婦は強盗殺人容疑を全面的に否認している。高校生のうち1人が少なくとも別の2人を勧誘していた。捜査本部は19日、美結容疑者を送検した。(共同)